江戸東京たてもの園~東京観光

東京に行ったら ぜひ行きたかった場所。

武蔵小金井の江戸東京たてもの園に勉強がてら行ってきました。

 

江戸東京建物館

前川國男自邸 ミュージアムショップで「前川國男邸復元工事報告書」なるサッシが販売してあったので、

思わず、購入してしまいました。図面みるの大好きなので うれしい!

戦前の住宅ですが、日本で一番有名な「かっこいい家」でしょうか。
実際に訪れると奇をてらった感がなく、吹き抜けの清々しい開放感と 障子の印象からか
大きく包まれるような安心感がありました。


古い民家も移築してありました。かまどで火を1年中焚いているそうです。
そのワケは・・・ 屋根の材料にありました。
茅葺き(茅とは屋根を葺く草の総称)を長持ちさせる効果があり(防虫や乾燥)
かまどに火をおこしていると、30年は 屋根がもつそうです。
夏は 暑いのですが、煙の効果で 蚊がよってこないので、案外快適とのこと。
たてもの園には、ガイドの方が 要所要所にいらっしゃり、いろいろ楽しい説明を
お聞きすることができました。

昭和チックな銭湯でパチリ!(バーゲンに遭遇して買った黄色のシャツワンピ ちょっと派手?)
自然素材が好きです。
まさか今の時代に「茅葺き」ってわけにはいきませんが、手入れしたら、長持ちするお話を
聞くと、家のサイクルについて 考えてしまいます。
手入れすると長持ちする自然素材。古びて味がでる。
手入れが楽な新建材。年月とともに 手入れできない。(化粧シートが剥げてくる)
以前、自然素材を扱うエコ建材ショップで働いていたので、
自然素材の良さを もっと 発信できたら と改めて思いました。
~Instagram 前川國男邸の動画ご覧いただけます。↓

そこまでするの?インテリアコーディネーターの仕事

インテリアコーディネーターって どんな仕事なのでしょう。

カーテンや照明を選ぶ インテリア建材に詳しい
主に、「ものを選ぶ」業務だと思っていたのですが・・・

セミナーを受けて びっくり!!
プランから 見積もり インテリア商材(家具 カーテン 照明)の選定 枕カバーに
至るまで、トータルで提案していました!!
以前の職場では、リフォームの設計をしていたのですが、それより範囲が広い!
jay blue インテリアコーディネート/2級建築士事務所 代表 三宅 利佳 さんの
セミナーを受講受講の一幕です。実際の仕事内容 見積もりから 契約書まで、
惜しみなく 教えてくださいました。
私の感想は・・・
直接、業者に発注しているので、工事トータル金額は、デザイン料が発生しても安い!
小物まで 選んで、プランと見積もりを2週間で提出するなんて、すごいスピード感!!

しかも とても物腰が柔らかく、素敵な方でした。
実際の施工例もたくさん紹介してくださり、カーテンの美しさにうっとり・・・・
カーテンは、私も仕事で提案するのですが、凝ったカーテンは、なかなかお高くて、
提案で終わっていまいがちです。お安い既製カーテン いっぱいありますしね・・・
原因は、カーテンは、追加工事扱いだから・・・
どうしても、見積もりで比較されるので、いろいろ提案したくても、最初から
見積もりにカーテンや照明器具まで入っていません。キッチンの食洗機を選んだり、
コンロの機種を比較したり、いろいろ予算を使ったあとだと、カーテンまで予算が
回らないのが 現実です。

上の写真は、三宅 利佳先生ブログからの転用させていただきました。カーテンの施工例です。
凝ったカーテンは、お値段が高いのです。でも、カーテンで印象はガラリと変わります。

家具やファブリック(ベットカバーやクッション)に至るまで、
最初にすべて提案するそうです。
すごく刺激を受けました。

こちらは、我が家のベットルーム
照明:エイム(FLOS)
枕カバー・シーツ:IKEA
ベットスロー(ブラケット):無印良品
クッション・ベットカバー:阪急デパート梅田店
ベット:すのこベットの気に入った色がどうしてもなかったので、自分で着色
サイドテーブル(イス):IKEA
こんなふうにトータルで、提案していけたらと思います。ぜひ、ご相談ください。

鍋やザルを収納するシステムキッチン(リフォーム編)

キッチンを買い換えようか
何を基準に選びますか。
やはり、今 困っていることが解決できるキッチンですよね。
よく お話に出てくるのが 収納の問題ですが、現在お使いのキッチンはどんなタイプですか。
開き扉の場合、フルスライド(引き出し仕様)のキッチンにすると 今ある吊り戸分の
収納がまるまるフロアキャビネットに収まるくらいの収納量が確保できます。
さてさて、本当に困っている収納は 使って洗ったばかりの鍋やザルの行方・・・
というおはなしの場合 どうしましょう。
鍋やザルは、洗ったばかりだと なかなか収納しずらい。
鍋は、また 調理中に使う場合が多いし、ザルは、拭いても 水気が付着している。
引き出しに収納するまでの 調理中や 調理が終わったばかりの時間に
どこに
仮置きするか・・・
各メーカーのオプション 吊り戸を集めてみました。

リクシル リシェルシリーズの吊り戸
電動で、昇降します。
隠せるタイプの水切りです。
 
同じリクシルのシエラの
シリーズには、手動の水切り棚
もあります。
使わないときは、吊り戸の下に隠れます。
 
こちらは クリナップの
クリンレディのシリーズ
電動昇降タイプ以外に
乾燥機能が付いたタイプもあります。

パナソニックのLクラスシリーズ
電動だけでなく 吊り戸の下に
設置するタイプもあり、
各メーカーの中では一番オプションが
充実しています。

TOTOのクラッソシリーズ
 窓の前でも取付できるタイプは、
 他のメーカーで見かけませんでした。
システムキッチンは、基本的に 「全部しまう」 を前提にしています。
特に 海外の(ドイツの)システムキッチンは、家具か オブジェのよう。
日本のメーカーでさえ 水切り棚はオプション扱いの分野です。
我が家ののキッチンは、というと
よく使う小鍋は、しまわず
 フックにかけています。
 基本的に毎日使うので、
 ホコリも気になりません。
ザルは、死角になる場所ですが
 引き出しに収納していません。
 使ったら 少々熱くても
 乾ききったなくても
 サッと収納できるので
 便利です。
キッチンを買い換えるとき、オプション品に目がいってしまいますが、
オプション品を選ぶと 価格がどんどん上がって行きます。
特に、オプション品が充実しているシリーズは、どのメーカーも
高級価格帯でないと選べません。
(自動車メーカーの車種に似てます)
システムキッチンの基本機能を重視して オプション品は、
レイアウトや造作アイデアで乗り切ると 価格を抑えることができます。
賢いリフォームの参考にしてくださいね!